なぜ“ひとり時間”を大切にしたいと思ったのか

ひとり時間のすすめ
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※先にお伝えしておきますが、このブログでは『うつの治し方』など治療に関することは一切発信しません。あらかじめ、ご了承ください。

ある時、私は働けなくなった…
うつになり、しばらくベッドの上で過ごす日々が続きました。

現在はフルタイムで働けるようになりましたが、ある時ふと

  • なぜ、私はうつになったのか?
  • 今の私とうつになった私は何が違うのか?

を考えてみました。
中々、しっくりくる答えが見つかりませんでしたが、ある一冊の本を読んだとき、胸の奥にストンと落ちるような感覚がありました。

『あの時の私は、本当の意味で” 孤独 ”になれていなかった。』

仕事の時も、休みの時も、自分だけの時間が圧倒的に少なかった。
そう気づいた時、ようやく『ひとり時間』の大切さを実感しました😌
少なくとも私にとっては、「ひとり時間とは私にとって全てを回復してくれる貴重な時間なんだ」と。

👨👩「いやいや、休みの日はさすがに孤独になれてたでしょ。」

そう思われる方もいるかもしれません。
けれど、私が言う“孤独”は、少し違う意味なんです。

どういうことか…
その説明をする前に『孤独』と『孤立』の違いについて説明しないとわかりにくいと思いますので、まずは次章でその違いについて軽く触れてみたいと思います。

孤独と孤立の違い

「孤独」と「孤立」の違い…

👨👩「同じ意味なんじゃないの?」

と、思われるかもしれませんが、まずは、言葉の意味を少し整理してみましょう。

『孤独』:ひとりぼっちであること。

『孤立』:①助けが得られず独り切り離された状態にあること。
     ②他から離れて一つ(ひとり)だけであること。

※Googleから引用

一見同じような意味に感じられますが、ただ、私の中ではこの言葉の使い方に少し違いがあります。
その考え方は、先ほども触れた一冊の本から学びました。

その本とは、東畑 開人さん著『聞く技術 聞いてもらう技術』という本です。

一時期、心理カウンセラーに興味を持った時があり、その時に読んだ一冊で、
私が心穏やかに過ごすためのヒントをくれたとても大切な本です😌

…で、その解釈ですが以下の通りです。

『孤独』:実際に一人かどうかは関係なく、心で「寂しいな」と感じている状態。

『孤立』:他から助けが得られず独り切り離された状態で、心の中では ” 自分のことを責める声 ”
     吹き荒れている状態。

どうでしょうか…
これが私の中にある孤独と孤立の違いです。

要は、心の中で一人でポツンといるか、悪い他者がウヨウヨしているかどうかの違いです。

私の中では、この違いを意識できるようになって、心の整理が少しずつ楽になったように感じます。

では、次章では『うつの診断を受ける前の私の心の状態』についてお話ししたいと思います😌

うつの診断を受ける前の私の心の状態

「こんなこともできないなんて…お前は役立たずだ」
「これくらいできて当たり前」
「お前は嫌われている」

一部ではありますが、こんな言葉が、毎日のように心の中でウヨウヨしていました。
それ以外にも、私の心の中では” 完璧にこなすため ”の作戦会議がほぼ毎日ように開催されていました。

「こういう流れでやっていけば失敗しない」
「もしかすると、ここではこういう問題が起きるかもしれないからこういう対応をしていく」

こんなことを仕事以外の時間のほとんどを使ってぐるぐる悩む…
頭の中で、常に“完璧な動き方”をシミュレーションしていないと不安だったんです。

時には…「あいつさえいなければうまくいくのに!」
なんて考えることも多々ありました…

しかし、うつになる前のこんな状況でも多少解放される時間もありました。
それが、

  • 仕事が終わった直後
  • 当時最も大切な人と過ごした時間

この時間は、上記の考えを忘れさせてくれる時間であり、大切な時間でした😌
…でも、ある時その大切な時間の半分以上が失われました。

それは、仕事が終わった直後も『失敗したことの後悔の時間』へと変わってしまいました。

その変化は、ほんの少しずつでした。
気づけば、美味しいご飯を楽しむ余裕さえもなくなっていたんです。
今思えば、それが働けなくなってしまった最後のきっかけだったのかもしれません。

そう…
今思えば、この時の私はほとんどの時間を” 孤立した状態 ”で過ごしていたということ。

次章では、うつが寛解した後どのようにしてこの孤立状態から脱し、そして孤独の状態でもひとり時間を楽しめるようになったのかをお話ししたいと思います。

孤立から孤独へ|ひとり時間との出会い

それから間もなく、上司から「病院へ行こう」と提案され、心療内科へ行き医者から「うつ病です」と診断を受けました。
3ヶ月の休職の予定でしたがそのまま退職することにしました。

今思えば、この退職をきっかけに孤立状態から孤独の状態へとシフトしたように思います。
ようやく「寂しいな」と思えるようになったんです。

そんな中で出会ったのが先ほど紹介した本も含めた多くの本。
自分の心の状態を明らかにし、ままならない現実をうまく乗り越える方法をいっぱい教えてくれました😌

そうこうしているうちに、一人でいる時間がとても心地よいひと時になっていることに気がつきました。
時々、孤立状態に戻る時もあるし、「寂しいな」と思うこともあるけど、
多くの時間を心穏やかに過ごせている…なぜ?

『そうか…… “ 孤独 ”を感じている状態だからこそ、“ 本当にやりたいこと ”と静かに向き合えたんだ。』

これが私の『ひとり時間』との出会い。

この「本当に」というところが重要で、時に自分がやりたいことだと外部から思わされていることもあります。

だから、自分の本当にやりたいことを見つけるのが重要なのですが…これが難しい💦
私も40歳になってようやく見つけられたくらいですから😂

それからの私は、このひとり時間を意識的に、少しずつ増やしていくようになりました。
この静かな時間こそが、私にとって” 心の回復時間 ”だと気づいたからです😌

まとめ|ひとり時間のすすめ

ここまで、私が『ひとり時間』を大切にしている理由をお伝えしてきました。

私にとって「ひとり時間」とは、自分らしく心穏やかになれる” 心の回復時間 ”です。
この“ひとり時間”をより心の回復につなげるためには、少しだけ意識しておきたいことがあります。

  • 心の中を、孤立状態ではなく、「寂しい」と思える孤独の状態にする
  • 自分が本当にやりたいことをする

どちらかが欠けると、ひとり時間がうまく休息にならないことがあります。
最初は「あ、私いま孤立っぽいかも?」と気づくだけでも十分です😌

何だか人生に行き詰まりを感じている方、『ひとり時間』増やしてみませんか?


…あっ💦ひとつだけ誤解してほしくないことがあります。

それは『人と関わることも大切』と言うことです。

👨👩「え〜、人との関わりも大切ってひとり時間だけ大切にすればいいんじゃないの?!」

と、思われるかもしれませんが「人と関わること”も”大切」ということ。
要は、「両方大切だよね」ってことですね…と言われても難しいですよね😅
ただ、適当に誰とも付き合えということではありません。

  • 関わる人を選び
  • 関わると決めたら丁寧に付き合う

ということを意識して人と関わってみてください😌

関わる人を選ぶこともまた、心の中を心穏やかな状態に保てる一つの要因なのです。

自分の心が穏やかでいられる人間関係と、静かに自分と向き合うひとり時間
どちらも、大切にしていきたいですね😌