昨日頑張って片付けたばかりなのに、今日にはもう元通り。
テーブルの上にはまたモノが増えて、床にもカバンや洗濯物が置きっぱなし。
「なんで私は片付けが続かないんだろう・・・」
そんな風に思ったことはありませんか?
私も以前は、「やる気が足りないんじゃないか」と自分を責めていました。
でも、よくよく考えてみると、散らかってしまうにはちゃんと理由があるんです。
今日は、私自身の体験を交えながら「片づけてもすぐ散らかる原因」と「どうすれば整った空間」をキープできるかについて書いてみたいと思います。

すぐに散らかる5つの原因と対策
1、物の定位置が決まっていない
「とりあえずここに置こう」が続くと、部屋がどんどんごちゃついてしまいます。私も昔は、郵便物や鍵、スマホの充電器など、気づけばあちこちに点在していました。
対策
まずは「これ、いつもどこにある?」を自分に問いかけてみること。
答えに詰まったものは、まだ”定位置が決まっていない”サインです
かごや小物入れなどを使って、「戻す場所」を先に作ってあげましょう。

2、収納が使いにくい
頑張って収納しても、使いにくいと「戻すのが面倒」になって結局出しっぱなしに。
対策
収納のハードルをとにかく下げること。
「引き出しを開ける」より「ポンと置くだけ」の方が楽ですよね?よく使うものこそ、ワンアクションで戻せる場所においてあげると続きやすくなります。

3、ものが多すぎる
片付かない理由は、「片づけ方」より「モノの量」にあることも多いです。
対策
「使っていない」「心が動かない」ものは、思い切って手放す。いっぺんにやらなくてもOK。引き出し1つ、バッグ1つからでも始めましょう。

4、”とりあえず置き”の習慣
帰ってきたすぐ、バッグや郵便物をテーブルの上にポン。気づけば「一時置き場」が「定位置化」してしまっていることも。
対策
「ここだけは何も置かない場所」を1カ所作ってみるのがおすすめです。私の場合はダイニングテーブルがその場所。そこが空いていると、なんだか気持ちにも余白ができる気がします。

5、疲れてリセットする余裕がない
忙しい日が続くと、片付ける気力すら残っていないこともありますよね。
対策
「1箇所だけ」「5分だけ」と決めるのがコツ。私は寝る前にスマホのタイマーを3分セットして、”机の上だけ整える”習慣をつけています。無理しなくても、続けていくうちに自然と整った状態が保てるようになりました。

おわりに
片付けって、完璧を目指すとしんどくなるけれど、「暮らしやすくするための工夫」だと思えば、気持ちが少し楽になります。
散らかってしまうのは、あなたがダメなわけではありません。
ただ、物や習慣が、まだあなたに合っていないだけ。
焦らなくて大丈夫。”また片付ければいいや”くらいの気持ちで、今日も少しずつ、自分の空間を整えていきましょう。

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