完璧じゃなくていい。ゆるっと整える暮らしのすすめ

やわらかな光が差し込むリビングで、ソファにゆったり座ってうたた寝している人物の画像 心の整え
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がんばってるのに、なんだか疲れる

なんとなく毎日、仕事や家事、勉強……などやることに追われている。
やらなきゃ、ちゃんとしなきゃ、さぼっちゃダメ。
そんなふうに自分を奮い立たせて過ごしていた時期がありました………
いや、今も現在進行形でそんなふうに過ごしています。

「心は落ち着いている」「完璧は目指していない」
と表面では思っていたとしても、心の中は頻繁にバタバタと落ち着かず、いつも何かに追われ、心にも余白がなく、いつもどこか疲れている。

「ちゃんとしなければ、失望させてしまう」
「ちゃんとしておけば、何もかもうまくいく」

そう思って必死で頑張っていました。
しかし、ある時ふと「あれ?なんだかしんどい……、もしかして完璧にこなそうとしている?」と気づいたんです。

そう、「完璧に執着する」と身体も心も疲れ果ててしまうことになり、少しずつ何もかもがうまくいかなくなってくるのです。

“完璧”に縛られてしまう私

真面目にタスクをこなそうとしているけど、どこか疲れた表情の人物
の画像

私はこれまで、何をするにも「真面目に、ちゃんと、完璧に、期待通りにやり遂げること」が正義だと思っていました。
仕事も、家事も、人間関係も……
抜けやミスがあってはいけない。そうなると嫌われて、仲間外れにされてしまう
そう……他人の目、他人の評価、いわゆる承認欲求に、今でも縛られているんです。

最近でもスーパーでの仕事で、忙しさで補充が思うようにできず、指摘されたわけではないのに「もっと完璧に仕上げなければ」と、必要以上に自分を追い込んでいました。
それでも当時は「無理はしていない、完璧を目指していない」と思い込んでいたんです。
でもその結果、体調を崩したり、普段ならしないようなミスまで増えてしまって…

”完璧にできなかった自分”に、「こんな自分じゃダメだ、もっと改善しないといけない」と、つい自己否定してしてしまっていたこともありました。

そんなふうに、本来は心地よく整えるはずの暮らしが、いつしか「こなすだけの義務」になっていたことに気づきました。

”ちゃんとやる”ことが目的になってしまうと、本来の「暮らしをよくしたい」「気持ちよく過ごしたい」とおう思いが置き去りになってしまうんですね。

そして、気づいたんです……

「自分がしんどくなってしまっては、全て意味がなくなってしまうんだ」と。

「完璧じゃなくていい」と思えたら、暮らしがラクになった

あるとき、ふと気づいたんです。
「そうか、そんなに完璧にやろうとしなくてもいいんだ。誰かに任せてもいいし、できてなくてもいい。無理のない範囲でやればいい」

そう思っただけで、ずっと感じていたプレッシャーがふっと軽くなりました。
今までしんどくなっていた家事や仕事、勉強にも、少しずつ“楽しさ”が戻ってきたんです。

完璧じゃなくても、大丈夫
「ちゃんとできなかった自分」を責めるんじゃなくて、受け入れてあげること
そして、責めてしまう“自分”すらも、まるごと受け入れてあげること。

結局、自分をいちばん理解できるのは、自分しかいないんですよね。
だからこそ、自分くらいは甘やかしていいと思うんです。
だって……責めるのは他人がしてくれるんだから😁

もちろん、全部完璧にできたらそれは素晴らしい。
でも、そんな毎日なんて、きっと続かない。
だから、暮らしは「がんばるもの」じゃなくて、「続けられるもの」でいい

そう思えたことで、毎日がぐっとラクになりました😌

ゆるっと整える3つの工夫

1.まずは「休んでもいい」と許してあげる

無理をして頑張るよりも、少し休むことで心と体が整います。
何もしない時間を意識的に取ることも、立派な”整える”行動です。

2.やることを減らしてみる

やることをメモにして“3つだけ”に絞ったチェックリスト

タスクが多すぎてしんどいと感じたなら、やることを見直す。
3つだけに絞ってみたり、”やらないことリスト”をつくるのもおすすめですよ😊

3.誰かに頼ってみる・甘えてみる

誰かに家事を頼んでいる様子の画像

全部自分がやらなきゃと思うと、どんどん心が疲れてしまいます。
できないときは、「今回はお願いしよう」「ちょっと手伝って」と声に出してみる。
あるいは、自分が持っている仕事を、一部後輩に引き継いでみるのもありだと思います。
一歩踏み出すだけで、気持ちがスッとラクになることも。

まとめ:暮らしに”余白”を

窓辺に観葉植物と本とカップが置かれている静かな空間の画像

「整った暮らし」と聞くと、なんでもきちんと片づいていて、予定も完璧にこなしていて、仕事も完璧に……
そんな”理想の暮らし”を思い浮かべるかもしれません。

でも、暮らしに本当に必要なのは、きっと「完璧さ」ではなく「余白」

ちゃんとできない日があってもいい。
全部こなせない時があってもいい。
それでも、自分のペースで「整えたいな」と思える気持ちがあれば、暮らしはちゃんと整っていくものだと思います。

がんばることも大事だけど、ときには力を抜いて、深呼吸してみる。
そんな”ゆるさ”が、心にも暮らしにも余白を運んできてくれます。

だから今日も、自分にそっと声をかけてあげてください。

「ちゃんとしなくても、大丈夫だよ」って😌✨

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